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暗チネタNo. 29 「殺し屋たちの休日」

デーボ「やはり鋭利なもので一突きか、ちょっと変化球だが爆薬や毒を使うという手もあるな」

リゾット「いや、爆薬は大がかりになりすぎるし、毒はちょうどいい量の見極めが難しい。幸いうちには直接心臓を狙うことができる舎弟がいるんでな」

デーボ「そりゃいい」

リゾット「殺った後はどうする?焼いちまうか、生のまま切り刻むか」

デーボ「鍋で煮るという手もあるぞ。酸も加えれば骨まで柔らかだ。いずれにしろ運ぶ間に腐らせないようにするのに骨が折れる。暖かい季節は特にな」

リゾット「そうだな、人の多いところで匂ったりしたらまずい。というわけででかいクーラーボックスの手配を頼む」

デーボ「お安いご用だ」

ペッシ「殺しのベテラン同士の会話、勉強になるなあ」

デーボ「うん?あんたお宅のリーダーからまだ何も聞いてないのか?」

リゾット「そうだ、言い忘れてた。今度の週末、デーボさんの仕事仲間と釣りに行くからな」


(そして週末…)
ペッシ「すげえな、こんな立派な船持ってるなんて!おかげでいつもの防波堤じゃあなくて島での釣りが楽しめる!さすが新ボスの父上、やることが違うぜ!」

デーボ「それほどでもねえよ。おんぼろ船をうちのオランウータンにリフォームしてもらったんだ」

ペッシ「オランウータンに!?」

フォーエバー「ウキーッ」

デーボ「いちご1パックとヌード写真集1冊で引き受けてくれたぜ」

ペッシ「す、すげえんだな、デーボさんとこのオランウータン。しかしやっぱり島はいいなあ、魚影の濃さが違うぜ」

ミドラー「もう少し暖かくなれば、私もスタンドと一緒に海にピョーン!てできるんだけど」

ペッシ「そうか、鉱物に変身するスタンドなら、銛や水中銃にもなれるってわけか。2人で黄金伝説狙っちゃう?」

メローネ「ヒュー、さっそくベッラ(美女)を口説くなんて、やるねえペッシ。そこのお姉さんも、健康状態は良好ですか?仏壇返し、乱れ牡丹、燕返し、松葉崩し…どれがお好み?」

マライア「ギャー!何卑猥な画像見せてんのよビチグソがァァーッ!」

リゾット「メローネ!セクハラ禁止と言ったはずだぞ!シニョリーナ、うちの変態がご迷惑をおかけして済まない」

マライア「うちの変態って…まあいいけど」

ダン「ちっ、またちっこいのかよ。キャッチアンドリリー…」

リゾット「何するんだもったいない!雑魚は大物狙いの餌に、最悪味噌汁の具に使えるじゃあないか!」

ダン「お、おう。何かすまない」

イルーゾォ「うへえ、イソメってグロいよな」

ラバーソール「だよな。俺、釣りなんてするめにたこ糸結びつけたやつで何とかなるかなーくらいに思ってたのによ」

イルーゾォ「それザリガニの仕掛けだろ!いくら何でも見通しが甘過ぎねえか?」

ペッシ「やった-、メジナ釣れたーッ!大物だ!」

リゾット「でかしたぞペッシ!後でさしみで食べような」

ギアッチョ「あれ、プロシュートがさっきからいねえぞ…」

プロシュート「いいか坊主、カニを驚かさないようにゆっくり、ゆっくり狙えよ…」

ボインゴ「うん…」

ギアッチョ「そんなとこにいた!何子供と一緒にカニ捕まえてんだよ!夏休みの小学生か!」

プロシュート「フフフ、お前だったらそう突っ込むと思ったぜ。残念だな、このカニは釣りの餌だ。ただ遊んでるわけじゃあないぜ」

ギアッチョ「お…俺の突っ込みが封じられただと…!?」


(船内キッチンにて)
デーボ「冬で魚が少ない時期にしちゃあたくさん獲れたな」

ペッシ「兄貴とボインゴ君が集めてきたカニのおかげでいいメジナがたくさん釣れたよ。季節外れだけどクロダイもね」

プロシュート「うちは貧乏なんで、釣り餌も現地調達するんだ。やったな、坊主」

ボインゴ「うん」

エンヤ「今日はおにぎりもあるし、たんと食べていきなしゃれ」

Jガイル「お袋のおにぎりは絶品だぜ」

エンヤ「それじゃあ魚を捌いていくからの」

ソルベ「はーい、俺たち」

ジェラート「一緒にやるよ、ばあちゃん」

エンヤ「(最近の若い子は魚の捌き方を知らんというから、わしが教えてやらんとのう)ふむ。それじゃあまず鱗を取らないといかん。鱗の取り方は…」

ソルベ・ジェラート『……』(しょりしょりしょり…)

エンヤ「…大丈夫そうじゃの。ウルメイワシは刺身用と煮物用に分けておくんじゃぞ」

ソルベ「刺身は包丁で」

ジェラート「煮物は手開きだよな、ばあちゃん」

エンヤ「むう…」

ソルベ・ジェラート『……』(てきぱきてきぱき)

エンヤ「こりゃ驚いた。2人とも手際がいいのう」

ソルベ「リーダーに」

ジェラート「仕込まれたからね」

エンヤ「女じゃったら息子の嫁にほしいくらいじゃわい」

ソルベ「そいつは無理な相談だ」

ソルベ・ジェラート『俺にはソルベ/ジェラートがいるもんねー』

メローネ「こいつらできてるんだぜ、ばあちゃん」

エンヤ「何と…!
ハッ、Jガイル、もしやお前に浮いた話がさっぱりないのは、ホルホースと…!?」

ネーナ「ホルホース様、そんな…!」

ホルホース・Jガイル『いやいやいやいや!』

Jガイル「お袋、変なこと言うなよな。俺はストレートだぜ!」

ホルホース「俺だって直球ど真ん中のストレートさ!ネーナも誤解するんじゃあねえ、俺とJガイルの旦那はただの親友同士で…」

ネーナ「(メモメモ…)『プレイボーイの殺し屋が惚れた男、それはいつも一緒にいるアイツ!?…何だろうこの気持ち、俺たちただの相棒だよな?』…よくってよ!とてもよくってよ!」

Jガイル「ネーナ、お前そうだったのか!」

ホルホース「イヤアアアア!俺と旦那で妄想するのはやめろおおおお!」


(帰り道)
リゾット「ブツブツ…今日釣れた分で家に持ち帰ってきたやつはアクアパッツァかフライかムニエルに、骨はあら汁に、すぐ食べきれない分は燻製にするか干物に、小さい魚は味噌汁の出汁かミーちゃんのご飯に…燻製用の桜チップのストックはあったかな…」

プロシュート「桜チップならこの前ベーコンを作った後ホームセンターで買い足したから大丈夫なはずだぜ?」

リゾット「しかしあのおにぎりは絶品だった、固すぎず柔らかすぎず絶妙な握り具合、ちょうどいい塩味、真似できないものか…おにぎらずも手軽でいいが、普通のおにぎりもいいもんだ」

ソルベ「今度ばあちゃんに」

ジェラート「聞いてみたらいいよ」

ホルマジオ「しかしリーダー、よくそんなに頭が回るな」

リゾット「毎日料理のことばっかり考えてるからな」

ギアッチョ「リーダー!俺ら暗殺者だぜ?暗殺チームのリーダーが料理のことばっかり考えてるって、そんなのありかよ!クソックソッ!」


ちょうどその頃
エンヤ「あとで各自持ち帰る分を分けねばのう」

ダン「えー、俺あんまり魚好きじゃあない…」

エンヤ「こら!好き嫌いはいかんぞ!」

デーボ「いやーしかし、同じ殺し屋稼業同士、こんな交流も悪くないな」

ミドラー「そうね、またやりましょう」

マライア「あちらさんは変態もいるけど、結構いい男も多いし」

ネーナ「エンヤ様とお料理をされていたお二人の他にも、どなたとどなたが仲良しか分かると良くってよ」

マライア「ネーナ!」

Jガイル「今日は同僚の新しい一面を知ってしまったな」

ホルホース「な」



裏稼業同士友情が芽生えた模様。
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パクチー

Author:パクチー
関東から奈良県に引っ越しました。
旅と動物とウンまぁぁ~い物を愛する既婚女性。

ツイッターはこちら。https://twitter.com/ricecooker1229

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