荒木荘ネタNo. 85 「ゆくジョジョくるジョジョ」
(荒木荘の場合)
プッチ「DIOは『旧交を温めてくる』と言って出かけてしまったし、カーズはエシディシたちのところへ帰省、吉良はしのぶさんと早人君のところ、ヴァレンタインは奥さんとディナーか…」
ディアボロ「いいよなあ、家族がいるやつは。トリッシュは仲間と一緒にTDLのニューイヤーズ・イヴイベントに出かけてしまったし、ドナテラはあの世…いっそあの世に行ってドナテラに会ってくるか」
プッチ「待ってくれ、私を一人にしないでくれ。私には本当に帰る場所がないんだ。帰ったところであの弟が待っていると思うと…」
ディアボロ「分かったよ。仕方ないな。今夜はテレビでも見るか。何見る?紅白?ガキ使?クイズ特番?」
プッチ「こうなったら自棄だ。ワインでも飲みながらガキ使を見るとしよう」
その夜、ディアボロは急性アルコール中毒で死に、あの世でドナテラと楽しい時を過ごしてきたという。
(ジョースター邸の場合)
DIO「信じられるか?吉良は『「オールド・ラング・サイン」は日本では「蛍の光」という題名で、年末や卒業式で歌われたり、公共の施設が閉まる前に「早く帰れ」と遠回しに伝えるためにかかる曲だ』というんだぞ?あれは本来年の初めに古い友人と新年の訪れを祝うための歌だろう?」
ジョナサン「君、その話するのこれで3回目だよ?けっこう酔ってるよね?」
スピードワゴン「分かってねーな。文化というのは変容するものであって、何が正しくて何が間違ってるというのはないわけで…それよりディオ、何でてめえがここにいるんだ?ジョースターさんもこいつを年越しのパーティーに呼ぶなんざいくらなんでもお人好しが過ぎるんじゃあねえですかい?だいたいこいつはその頃まだジョースターさんのガールフレンドだったエリナさんの唇を…」
ジョナサン「スピードワゴンもその話するの5回目だよ?」
スピードワゴン「まあそう堅いこと言わずに。八丈島で買ったくさやでもつまんで…」
ジョナサン・DIO『断る』
エリナ「スピードワゴンさん、ご心配なく。そこのゲロ以下の吸血鬼が何かおかしなことをしでかしたら、主人とツェペリ男爵が黙っていませんから(ニッコリ)」
スピードワゴン「エリナさん…いつもながらたくましい…」
ボーン、ボーン、ボーン…
ジョナサン「あ、12時だ。ハッピーニューイヤー!」
一同『♪Should Old Acquaintance be forgot, and never thought upon...』
執事「坊ちゃん、新しいお客様でございます」
パン、パン、ズザーッ
ダイアー「明けましておめでとう、ジョナサン」
ストレイツォ「明けましておめでとう、DIO、そしてジョナサン」
トンペティ「今年もよろしーーく」
ジョナサン「来て早々の五体投地はびっくりするからやめて下さい!」
(シュトロハイム宅の場合)
シュトロハイム「♪Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium...ンンー、我がドイツが生んだ作曲家ベートーヴェンは世界一ィィィィ!!」
ジョセフ「日本では年末といえば第九で、その習慣がドイツにも逆輸入されてるとは聞いてたがよ、お前さっきからそればっかりだな」
シーザー「ビールの飲み過ぎで酔ってるんだろ」
ジョセフ「機械がビールの飲み過ぎで酔うか?ていうかこいつがビール飲んでること自体おかしいと俺は思うんだけどよ」
シュトロハイム「何がおかしい?この俺の体にはァァァァ、血液の代わりにドイツビールが流れているのだァァァァァ!!」
ジョセフ「どうしよう、突っ込みが追いつかねぇ…まあいいや。そうだ、この前ニ○動で第九に合わせて踊るヴェリイナイスなダンスを見つけたんだけどよ」
シーザー「おお、あの踊りなら知ってるぜ。いっちょ踊ってみるか。シュトロハイム、伴奏を頼む」
シュトロハイム「何だ何だその息の合ったコンビネーションは。どんな踊りか見せてみろ…なろほど。よし、行くぞ。♪Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium...」
(外で)
リサリサ「ちょっと様子を見に来たら…なぜジョジョとシーザーがドイツ軍人の歌に合わせて謎の踊りを…!?」
(空条家の場合)
承太郎「てめえら、年が明けたらいよいよエジプト編突入だ。しまって行こうぜ」
アヴドゥル・ポルナレフ・花京院『おう!』
承太郎「そしていよいよイギーの出番だ。おめでとうイギー」
イギー「イギ、イギギ」
アヴドゥル「おめでとう」
花京院「おめでとう」
ポルナレフ「おめでとう。犬用ケーキ食うかい?」
イギー「はぐはぐはぐ!」
ホリィ「元気のいいワンちゃんね」
花京院「ホリィさん…」
徐倫「わあ、かわいい。触ってみてもいい?おいでおいで」
イギー「イギギ」
承太郎「徐倫、危ない!」
ドスンッ
徐倫「痛っ、何すんのよ」
承太郎「こいつは口で髪の毛をむしりながら人の顔の前で屁をこく癖があるんだ」
イギー「プゥッ」
承太郎「こんな風にな」
徐倫「父さん…私をかばったのね…(ホロリ)」
花京院「家族っていいよね」
ポルナレフ「いや、だからお前たまには実家帰れよ」
(町外れのとあるレストランの場合)
店員「いらっしゃいませ。2名様ですね。お席は…」
ヴァレンタイン「そこの角の席にしてもらおうか」
スカーレット「ウフフ、ここからならルーシーたんをじっくり眺められるわね」
ヴァレンタイン「まさかスティール氏と一緒に我々と同じレストランに来ていたとはな」
スカーレット「ああ、相変わらず可愛いお鼻だわ、ルーシーたん」
スティール氏「大晦日に君と一緒にこんな素敵なレストランで食事ができるなんて夢のようだよ」
ルーシー「そう言っていただけると嬉しいわ」
ヴァレンタイン「ヌフフ…」
スカーレット「気持ちは分かるけど服を脱いじゃあだめよ。でもあのおしりで圧迫してもらいたいわぁ」
スティール氏「乾杯。新年もいい年になるように」
ルーシー「ええ、2人でいい年にしましょう」
店員「お待たせしました、こちら前菜のホタテのカルパッチョと地元で採れた4種の野菜のサラダでございます」
スティール氏「いただきます。うむ、おいしい。やっぱり1人より2人で食べるとおいしいな」
ヴァレンタイン「1人より2人…か。スカーレット、君もルーシーたんに負けないくらいきれいだよ」
スカーレット「やだわ、なんだか照れくさいわね。…でもあなたも足でマンドリンを弾いてた頃から変わらず素敵だわ」
ヴァレンタイン「君の瞳に乾杯」
スカーレット「私たちの新しい年に乾杯」
思い思いに年の瀬を過ごす皆さん。ちなみにジョセフとシーザーが踊った第九ダンスは↓こちら。
このブログもおかげさまで2周年を迎え、2015年も続けていくことができそうです。
皆様、良いお年を!
プッチ「DIOは『旧交を温めてくる』と言って出かけてしまったし、カーズはエシディシたちのところへ帰省、吉良はしのぶさんと早人君のところ、ヴァレンタインは奥さんとディナーか…」
ディアボロ「いいよなあ、家族がいるやつは。トリッシュは仲間と一緒にTDLのニューイヤーズ・イヴイベントに出かけてしまったし、ドナテラはあの世…いっそあの世に行ってドナテラに会ってくるか」
プッチ「待ってくれ、私を一人にしないでくれ。私には本当に帰る場所がないんだ。帰ったところであの弟が待っていると思うと…」
ディアボロ「分かったよ。仕方ないな。今夜はテレビでも見るか。何見る?紅白?ガキ使?クイズ特番?」
プッチ「こうなったら自棄だ。ワインでも飲みながらガキ使を見るとしよう」
その夜、ディアボロは急性アルコール中毒で死に、あの世でドナテラと楽しい時を過ごしてきたという。
(ジョースター邸の場合)
DIO「信じられるか?吉良は『「オールド・ラング・サイン」は日本では「蛍の光」という題名で、年末や卒業式で歌われたり、公共の施設が閉まる前に「早く帰れ」と遠回しに伝えるためにかかる曲だ』というんだぞ?あれは本来年の初めに古い友人と新年の訪れを祝うための歌だろう?」
ジョナサン「君、その話するのこれで3回目だよ?けっこう酔ってるよね?」
スピードワゴン「分かってねーな。文化というのは変容するものであって、何が正しくて何が間違ってるというのはないわけで…それよりディオ、何でてめえがここにいるんだ?ジョースターさんもこいつを年越しのパーティーに呼ぶなんざいくらなんでもお人好しが過ぎるんじゃあねえですかい?だいたいこいつはその頃まだジョースターさんのガールフレンドだったエリナさんの唇を…」
ジョナサン「スピードワゴンもその話するの5回目だよ?」
スピードワゴン「まあそう堅いこと言わずに。八丈島で買ったくさやでもつまんで…」
ジョナサン・DIO『断る』
エリナ「スピードワゴンさん、ご心配なく。そこのゲロ以下の吸血鬼が何かおかしなことをしでかしたら、主人とツェペリ男爵が黙っていませんから(ニッコリ)」
スピードワゴン「エリナさん…いつもながらたくましい…」
ボーン、ボーン、ボーン…
ジョナサン「あ、12時だ。ハッピーニューイヤー!」
一同『♪Should Old Acquaintance be forgot, and never thought upon...』
執事「坊ちゃん、新しいお客様でございます」
パン、パン、ズザーッ
ダイアー「明けましておめでとう、ジョナサン」
ストレイツォ「明けましておめでとう、DIO、そしてジョナサン」
トンペティ「今年もよろしーーく」
ジョナサン「来て早々の五体投地はびっくりするからやめて下さい!」
(シュトロハイム宅の場合)
シュトロハイム「♪Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium...ンンー、我がドイツが生んだ作曲家ベートーヴェンは世界一ィィィィ!!」
ジョセフ「日本では年末といえば第九で、その習慣がドイツにも逆輸入されてるとは聞いてたがよ、お前さっきからそればっかりだな」
シーザー「ビールの飲み過ぎで酔ってるんだろ」
ジョセフ「機械がビールの飲み過ぎで酔うか?ていうかこいつがビール飲んでること自体おかしいと俺は思うんだけどよ」
シュトロハイム「何がおかしい?この俺の体にはァァァァ、血液の代わりにドイツビールが流れているのだァァァァァ!!」
ジョセフ「どうしよう、突っ込みが追いつかねぇ…まあいいや。そうだ、この前ニ○動で第九に合わせて踊るヴェリイナイスなダンスを見つけたんだけどよ」
シーザー「おお、あの踊りなら知ってるぜ。いっちょ踊ってみるか。シュトロハイム、伴奏を頼む」
シュトロハイム「何だ何だその息の合ったコンビネーションは。どんな踊りか見せてみろ…なろほど。よし、行くぞ。♪Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium...」
(外で)
リサリサ「ちょっと様子を見に来たら…なぜジョジョとシーザーがドイツ軍人の歌に合わせて謎の踊りを…!?」
(空条家の場合)
承太郎「てめえら、年が明けたらいよいよエジプト編突入だ。しまって行こうぜ」
アヴドゥル・ポルナレフ・花京院『おう!』
承太郎「そしていよいよイギーの出番だ。おめでとうイギー」
イギー「イギ、イギギ」
アヴドゥル「おめでとう」
花京院「おめでとう」
ポルナレフ「おめでとう。犬用ケーキ食うかい?」
イギー「はぐはぐはぐ!」
ホリィ「元気のいいワンちゃんね」
花京院「ホリィさん…」
徐倫「わあ、かわいい。触ってみてもいい?おいでおいで」
イギー「イギギ」
承太郎「徐倫、危ない!」
ドスンッ
徐倫「痛っ、何すんのよ」
承太郎「こいつは口で髪の毛をむしりながら人の顔の前で屁をこく癖があるんだ」
イギー「プゥッ」
承太郎「こんな風にな」
徐倫「父さん…私をかばったのね…(ホロリ)」
花京院「家族っていいよね」
ポルナレフ「いや、だからお前たまには実家帰れよ」
(町外れのとあるレストランの場合)
店員「いらっしゃいませ。2名様ですね。お席は…」
ヴァレンタイン「そこの角の席にしてもらおうか」
スカーレット「ウフフ、ここからならルーシーたんをじっくり眺められるわね」
ヴァレンタイン「まさかスティール氏と一緒に我々と同じレストランに来ていたとはな」
スカーレット「ああ、相変わらず可愛いお鼻だわ、ルーシーたん」
スティール氏「大晦日に君と一緒にこんな素敵なレストランで食事ができるなんて夢のようだよ」
ルーシー「そう言っていただけると嬉しいわ」
ヴァレンタイン「ヌフフ…」
スカーレット「気持ちは分かるけど服を脱いじゃあだめよ。でもあのおしりで圧迫してもらいたいわぁ」
スティール氏「乾杯。新年もいい年になるように」
ルーシー「ええ、2人でいい年にしましょう」
店員「お待たせしました、こちら前菜のホタテのカルパッチョと地元で採れた4種の野菜のサラダでございます」
スティール氏「いただきます。うむ、おいしい。やっぱり1人より2人で食べるとおいしいな」
ヴァレンタイン「1人より2人…か。スカーレット、君もルーシーたんに負けないくらいきれいだよ」
スカーレット「やだわ、なんだか照れくさいわね。…でもあなたも足でマンドリンを弾いてた頃から変わらず素敵だわ」
ヴァレンタイン「君の瞳に乾杯」
スカーレット「私たちの新しい年に乾杯」
思い思いに年の瀬を過ごす皆さん。ちなみにジョセフとシーザーが踊った第九ダンスは↓こちら。
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皆様、良いお年を!
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